法務(ほうむ)とは、法・法令・法律や司法に関する事務、業務、或いは、職務のこと。
企業において行われる法務は、「企業法務」と呼ばれる。
複数の国に跨る法務は、「国際法務」と呼ばれ、日本側から見て海外の法務については、 「海外法務」と呼ばれることもある。
外国人を対象にした法務一般は、「渉外法務」と呼ばれる。
企業の法務部門では、およそ以下のようなことを行うとされる。
・株主総会、取締役会、経営会議などの運営。
・契約書の作成。
・訴訟等の遂行。
・債権・債務の管理、立法動向への対応。
・社内向けの法律相談。
・社内向けの法教育。
企業の法務部門は、「法務部」を始め、企業ごとに様々な名称で呼ばれる。法務部として独立して設置されず、総務部において法務を担うことも多い。 上記のうち、株主総会、取締役会、経営会議などの運営や、契約書の作成は、「総務部」の仕事とされる場合もある。
企業において法などに関する事務を担当する人の職種も、一般に「法務」と呼ばれる。企業内における法務担当者の養成状況としては、約半数が法務専門職でないジェネラリストとして、残りの半分弱が法務のスペシャリストとして、それぞれ養成されているとされ、弁護士を社員に採用する例もある。
ビジネス実務法務検定試験(R)(びじねすじつむほうむけんていしけん)は、東京商工会議所が主催している検定試験である。
ビジネスに不可欠のコンプライアンス・法令遵守能力の基礎となる実践的な法律知識を体系的かつ効率的に身につけることを目的とする。
2級と3級は、制限なし。1級は、2級合格者のみ受験できる。
業務上必要な法律実務知識をビジネス全般にわたって持っており、その知識に基づいて多面的な観点から高度な判断・対応ができる。試験対象は、法務部門専任者。
共通問題・・・民法及び商法を中心に、全産業分野に共通して生ずる法律実務問題(2問必須)
選択問題・・・4問中2問選択
取引上のトラブル処理
取引関係に立たない第三者とのトラブル処理
法務関係の上司や弁護士などの専門家に法的トラブルのてん末・処理方法を報告
予防法務的観点からトラブルになりそうな問題に対応
企業活動の実務経験があり、弁護士などの外部専門家に対する相談といった一定の対応ができるなど、質的・量的に法律的実務知識を有している。試験対象は、各部門の法務責任者。
ビジネス法務の実務
取引を行う主体
会社取引の法務
会社財産の管理と法律
債権の管理と回収
企業活動に関する法規制
会社と従業員の関係
ビジネスと個人のかかわり
紛争の解決方法
国際法務(渉外法務)
ビジネスパーソンとしての業務上理解するべき基礎的法律知識を有し、問題点の発見ができる。試験対象は、社会人全般及び学生。
ビジネス実務法務の法体系
取引を行う主体
法人取引の法務
法人財産の管理と法律
債権の管理と回収
企業活動に関する法規制
法人と従業員の関係
ビジネスに関連する家族法